初牛という言葉をご存知でしょうか？

最近ではあまり聞かないですが、
日本で昔からあるものの１つであります。

今回は、初午の由来や日の食べ物など
ご紹介していきます！

初牛とは

初午は、はつうしと読みます。

初午とは、２月の最初の午の日のことです。

初午が何日になるのかは、
その年によって違いますので毎年日にちが変わります。

カレンダーに干支が書かれている物がありますので
お持ちのカレンダーが書いてあるタイプのものだと
初牛の日を簡単に知ることができます☆

もし書いていなければ
インターネットでも簡単に調べることができますよ♩

稲荷神社の本社は、
稲荷山の麓にある京都・伏見稲荷大社で、
初午に穀物の神様が稲荷山に降臨したことから、
稲荷神社の祭日として親しまれるようになりました。

初午には全国の稲荷神社で
五穀豊穣や商売繁盛を願うお祭が行われます。

初牛の由来

初午の由来は、稲荷山の麓にある京都・伏見稲荷大社で、
初午に穀物の神様が稲荷山に降臨したことから、
稲荷神社の祭日となったことです。

当時は旧暦で、初午は2月ではなく3月頃で
少しずつ田んぼや畑の準備を始める時期でした。

そのため、稲荷という言葉は稲生りが由来で
豊作を願う祭りになったようです。

稲荷神社には狐に似た神霊が稲荷神のお使いとされ、
必ず口に米蔵の鍵や鎌などを咥えた狐の像が建っており、
その狐にもお供えをします。

狐は春がくると山からおりて
田んぼを荒らすネズミを食べ、
秋になると山へ帰ることから、
稲荷神の使いであるという考えもあります。

初牛で稲荷ずしはどうして食べるの？

初午には稲荷ずしを作り、
お供えしたり食べるようになっています。

なぜいなり寿司なのかというと、
稲荷神の使いが狐の好物はネズミですが、
殺生はタブーとされたため、
狐は油揚げも大好物だとされていたので、
大豆でできた油揚げを供えるようになりました。

油揚げに稲荷神のおかげで実ったお米を
詰めるようになり、
稲荷ずしが初午の日に親しまれるようになりました。

初午の時に稲荷ずしを作り食べるようになりました。

稲荷ずしの形は、同じ日本でも違っていて、
関東の方では俵型が一般的で、
関西では狐の耳に似せた
三角のものがよく知られています。

また、呼び方も違っていて、
関東の方では稲荷ずし
関西では、お稲荷さんと呼ぶことが多いです。

初午の日にはいつもより
多くの稲荷ずしが店頭に並ぶので、
稲荷神社などに関係なく、食べるという人もいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

最近では親しみがなくなってきた初牛ですが、
今でも豊作を願って続いています。

ぜひこの日を意識してみたり
実際に稲荷ずしを食べてみたりと
日本の言い伝えを楽しむきっかけにしてみてください♩

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