排水管は定期的に掃除する必要があるのですが、
皆さんはどのようにされていますか？

 

 

 

お料理の汚れた油や汚水などが流れるところなので
一見強く見えますが、実はデリケートで
お掃除方法を間違えると
水漏れの原因にもなってしまうそうです。

 

 

 

水漏れになると、不便ですし
修理代もバカにならないので
正しく掃除していきたいところ…。

 

 

 

そこで、今回は排水管の掃除で
注意していきたいところなどを
ご紹介していきます♪

 

 

 

 

 

 

 

 

排水管の種類

 

 

 

排水管には、それぞれの使う場所によって
適切な形で作られています。

 

 

 

構造も素材も違っていて、
メーカーによっても種類は様々。

 

 

 

そこで、場所別で主に使われているものを
ご紹介していきます。

 

 

 

 

キッチン

 

台所の排水口の下には、

ドラム型のゴミ受けバスケットやトラップがあり、
そのまた下に排水管があって、

床下へとつながっています。

 

 

最もメジャーで、柔軟性がある塩化ビニル製の排水ホース、
排水ホースと同じく塩化ビニル製で、
硬い管の形状をして丈夫な塩化ビニル製の排水管、
耐熱性にとても優れている金属製の排水管があります。

 

 

蛇腹になっていれば、排水ホース。

 

 

蛇腹ではない、クリーム色や灰色の硬い管は、
塩化ビニル製の排水管。

 

 

銀色の硬い管なら、金属製の排水管
と見分けられます。

 

 

 

 

 

お風呂

 

お風呂の排水は、
ワン（椀）トラップとドラムトラップが
ほとんどです。

 

 

ワン（椀）トラップ

 

お椀型の被せ物とその外側に貯まる水によって
悪臭と害虫を防ぐ構造の排水トラップで、
手を入れて掃除ができます。

 

 

ドラムトラップ

 

 

貯水部分がドラムのような形をしているトラップで、
たくさん貯水できることで
排水管の空気の逆流が起きにくいという

メリットがありますが、
構造上、ドラムの手入れは難しいです。

 

 

 

 

 

洗濯機

 

 

排水口からつながる封水を入れる容器を二つに仕切って、
その入り口と出口の間を封水で塞ぐ構造の床直結タイプと、
洗濯機パンの排水口のある部分に埋め込まれるように設置され、
円筒を挿したコップのような器に封水をためる構造になっている
洗濯機パン用があります。

 

 

 

 

 

 

洗面

 

Pトラップ、Sトラップ、U字トラップがあり、
どれもサイホン作用によって水を流しています。

 

 

 

Pトラップ

 

管が壁側に向かって、垂直に抜けていて
サイホン現象が起こりづらく安定しています。

 

 

 

 

 

Sトラップ

 

排水管の先は、床に抜けています。
カーブになった部分に封水が溜まることで、
臭いやガス、虫などが上がってくるのを防いでいます。

 

 

 

 

U字トラップ

 

P字と同じく壁に垂直に抜けていきます。

 

 

水は横向きに流れていくのが特徴で、
トラップ部分の底にゴミなどが沈殿しやすいです。

 

 

 

 

 

トイレ

 

 

便器には、床排水と壁排水の

2種類のタイプがあります。

 

 

戸建てや、 ほとんどのマンションは床排水タイプ、
マンションで便器の後側から壁との間に
太い排水管があるものは壁排水タイプです。

 

 

流した排水や汚水が逆流しないように排水管を曲がりくねらせて、
排水トラップという水を溜めておける部分を作り、
悪臭やガスなどが住居内に流れ込まないように工夫されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

排水管の掃除で注意すべきこと

 

 

 

排水管の掃除で特に注意しておきたいことは、
一部の排水管は熱湯で変形するということです。

 

 

 

60℃以上の熱湯を流し込んでしまうと、
グレーの塩化ビニル管が熱に耐えられず、
変形や破損に繋がってしまうのです。

 

 

 

これに注意しておかないと、排水管の劣化に繋がり、
その結果として水漏れや詰まりを起こしてしまいます。

 

 

 

お湯は40℃〜45℃までを目安にして使用しましょう。

 

 

 

また、ワイヤーブラシの掃除は、
排水管を傷つけてしまう可能性があるので
もし使用するのであれば、
力加減を弱くするなどの工夫が必要です。

 

 

 

 

掃除の際にこの知識があるとないとでは
排水管の長持ちする期間も変わってきます。

 

 

 

排水管の寿命のためにも
取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

排水管の掃除でおすすめの洗剤

 

 

排水管掃除でおすすめしたい洗剤は、
重曹とクエン酸のナチュラルクリーニングです。

 

 

 

重曹とクエン酸で発生する泡を

利用して汚れを剥ぎ取っていきます。

 

 

 

重曹を排水管にたっぷりかけ、
クエン酸をその上からかけて
ぬるま湯を少しずつ流すと、発泡します。

 

 

そして、30分～1時間ほど置くと汚れが浮いてくるので、
そこに40～50℃のお湯をしっかり流します。

 

 

 

この方法だと、排水管を

直接傷めてしまう影響が少ないので
大きな注意が必要なく

誰でも簡単に使うことができます。

 

 

 

 

その他に、私のような排水管掃除が苦手な方には、
パイプクリーナーもおすすめです。

 

 

 

しかし、熱湯で洗い流すと、
薬剤が高熱で分解されて
有害な塩素ガスを発生する恐れがあるので
使用には注意が必要です。

 

 

 

正しく使うとかなり効果がありますので
私のようなずぼらな方や
一気に解消したい方は使ってみてください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

いかがでしたか？

 

 

 

排水管にも種類があり混乱しそうですが、
一度確認して把握してしまえば
正しいお掃除方法もわかるので
結果的に綺麗を保つことに繋がります。

 

 

 

排水管の掃除が苦手な方には
一発で綺麗にできた方がいいように感じますが、
そのような強い洗剤にはデメリットもありますので
容量用法を守ることが
排水管の寿命のためには重要になってきます。

 

 

 

どうしても排水管の掃除が難しい場合には、

プロに任せてください。

 

 

 

 

 

見えないので後回しになりがちですが、
ご自分に合う方法でのお掃除で
綺麗を保っていきたいですね♪

 

 

 

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