季節の変わり目になると
体調を崩しやすくなります。

空気が乾燥すれば喉の風邪も流行りがちに。

今回は、辛い症状を引き起こす
ウイルス性の咽頭炎の
治るまでの期間やウイルス性との違いなど
気になることをご紹介します！

細菌性咽頭炎はうつる？

咽頭炎は原因がウイルスか細菌で
人にうつる可能性があります。

感染経路は、咳やくしゃみなど
鼻咽頭分泌物による飛沫感染です。

タオルや食器を共有した場合も
感染のリスクがあるので注意しましょう。

感染してしまう危険のある期間は、
潜伏期と有症状の期間を含め
約10日間です。

しかし、抗生物質を適切に服用すれば
24時間以内に病原菌を抑制でき、
人の移す感染力も弱まります。

うつさないように、うつらないように
手洗いやうがいを徹底して、
感染している間はマスクもしっかりしましょう。

細菌性咽頭炎が治るまでの期間

細菌性咽頭炎は、
強いのどの痛みと高い熱が主な症状で
身体はとても辛いです。

ただの風邪だと放置していると、
気管支炎など下気道の合併症を
引き起こすこともありますので
早めに受診するようにしましょう。

一般的には、発症して２～３日が
症状のピークと言われています。

その後、１週間～10日かけて徐々に良くなって
3週間以内には症状は軽くなります。

病院に受診した後に
もし３日ほど様子をみて
症状が変わらないようであれば
再診するといいです。　

自然治癒は１～３週間でするようですが、
細菌が原因の場合は
抗生剤を使用すると症状の重症化を
防ぐことにもなりますので、
こまめな水分補給と安静を心がけていても
改善しないようであれば、
病院に受診することをおすすめします。

細菌性咽頭炎かウイルス性咽頭炎との違い

細菌性咽頭炎は、
白い膿(白苔）が扁桃腺に付着していることが多く、
ウイルス性咽頭炎は、
膿の付着が目立たない傾向があります。

このことから、扁桃腺表面の状態で
原因が細菌かウイルスかある程度知ることができます。

確実に調べるのであれば、
血液検査で、炎症数値を見るために
白血球、好中球数、CRPなどを確認します。

また、治療方法にも違いがあり、
細菌性は抗生物質で治療を進めていきます。

ウイルス性は、細菌性のように
効く薬がないので
症状緩和のための薬が処方され、
自分の免疫で治癒していきます。

細菌性の方が症状が強く出たり
高熱が出やすいので
治癒までの期間が長引かないためや
症状悪化を防ぐためにも
あれ？と思ったらなるべく早く
病院で診てもらうことをおすすめします。

まとめ

辛い咽頭炎は、手洗いうがいや
規則正しい生活意識して、
まずはうつらないように意識しましょう。

もし細菌性咽頭炎に発症してしまっても
抗生物質が効くと分かっているので
ちゃんと病院へ受診して
お薬を飲んで安静に過ごしましょうね。

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