誰もが１度は経験したことがある
と言っても過言ではない急な腹痛。

 

 

 

出先やトイレに行けない時に起ると
とても辛いですよね…！

 

 

 

急な腹痛は、予期していない時に起こりやすく
痛ければ痛いほどなぜか冷や汗も出てきて
困ったものです。

 

 

 

今回は、急な腹痛について
原因や対処法、市販薬の選び方について
ご紹介していきます！

 

 

 

 

 

 

急な腹痛の原因

 

 

お腹の痛みは、日常生活で誰もが時々経験する症状で、
お腹の中には、多くの臓器があり、
それぞれが痛みの原因となります。

 

 

 

日常的なことが原因の場合

 

・暴飲暴食
・冷え
・便秘
・ストレスなどによる自律神経の乱れ

 

 

これらが腹痛を起こす原因になっていることが多いです。

 

 

 

基本的には自然に改善するのですが、
繰り返したり長引くなら、
消化器内科を受診するほうがいいです。

 

 

 

病気が原因の場合

 

・大腸がん
・胃・十二胃腸潰瘍
・虫垂炎
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・腸閉塞(イレウス)
・尿管結石
・腎盂腎炎
・膀胱炎
・肝臓・胆のう・膵臓などの病気

 

 

 

以上の病気や、婦人科であれば、

 

 

・卵巣炎
・卵管炎
・卵巣嚢腫茎捻転
・子宮内膜症
・子宮外妊娠

 

 

などが原因のことがあります。

 

 

 

 

機能や知覚過敏などが原因の場合

 

・機能性ディスペプシア
・過敏性腸症候群

 

 

といった精神的な問題が原因で
起こっていることもあります。

 

 

 

 

腹痛と言っても、病気の種類や原因によって、
それぞれ痛みの部位が若干異なり、
それぞれの部位別に腹痛の原因となる

代表的な病気があります。

 

 

 

突然の腹痛とともに、

何度もトイレに駆け込んでしまう

急性の下痢は、2～3日で治りますが、
なかには回復するまで1週間かかるものもあります。

 

 

 

・食べ過ぎや飲み過ぎ
・冷え
・乳糖不耐症
・特定の食品に対するアレルギー反応
・精神的ストレス
・ウイルスや細菌の感染

 

 

などが主な原因です。

 

 

 

 

 

 

 

 

急な腹痛の市販薬の選び方

 

 

 

一般的にいきなり市販薬は使用せずに
まずは原因を取り除き、回復を待ちます。

 

 

 

しかし、症状が長引く場合や
どうしても症状を抑えたい時には、
症状にあわせた市販薬で緩和することもできます。

 

 

 

軟便や緩やかな下痢の胃腸炎

 

下痢や吐き気、微熱があるなど、
胃腸炎の症状が出たときは整腸剤がおすすめです。

 

 

これまでに行われた研究では整腸剤を飲むと、
突然の下痢症状を24時間程度
短くできるという報告があります。

 

 

 

 

急な腹痛や下痢の感染性胃腸炎

 

下痢止めは便を出ないようにする作用があるため、
細菌やウイルスを体の外に排出しにくくしてしまいます。

 

 

細菌やウイルスは早く排出すればするほどいいのです。

 

 

そのため、感染性胃腸炎の回復を遅らせてしまうので、
ロペラミドやロートエキスといった腸の動きを止める、
下痢止めはおすすめできません。

 

 

 

やむを得ずどうしても下痢を止めたいのであれば、
腸の動きを止めないキクレオソート、ベルベリンが
配合されているものなら使うことができます。

 

 

 

 

 

症状を抑え胃腸を整える漢方薬

 

 

胃腸炎の症状以外に
かぜなどの複数の症状がある場合は、柴胡桂枝湯。

 

 

風邪症状がなく、
吐き気やむくみ、水様下痢などの症状には五苓散。

 

 

漢方は種類が多いので、症状に合わせて
選ぶことができます。

 

 

その分選び方もありますので、
薬剤師に相談しながら選ぶことをおすすめします☆

 

 

 

 

 

 

急な腹痛の対処法

 

 

 

基本的には、
抗生剤や抗菌薬は効果はありません。

 

 

 

自宅で腹痛になった場合、まずは横になってみましょう。

 

 

横になることでお腹の圧迫感がなくなり痛みが軽減されます。

 

 

もし、横になっても痛みが続いたり、
波がなくずっと痛い腹痛いであれば
医療機関で検査を受けましょう。

 

 

 

 

お腹冷やすと胃腸の働きや胃腸の筋肉の動きが弱まり、
その周辺の血流も滞りやすくなり、
腹痛、下痢だけでなく、食欲不振や消化不良、
胃痛なども起こりやすくなると言われています。

 

 

 

そのため、お腹をカイロや湯たんぽなどで温めてあげたり、
お腹をかばうように猫背になるなど
楽な体勢を見つけることも効果があります。

 

 

 

ウイルスや細菌性の感染の可能性もありますので、
下痢の場合は、原因菌を出すためにも
できるだけ薬は飲まずに
便を出し切るように意識してみてください。

 

 

 

腹痛と主にもし以下のような症状があれば、
危険な症状ですので、できるだけ早く受診しましょう。

 

 

・突然激しい我慢できないような腹痛が起こった
・発熱・下痢・嘔吐・血便・吐血などを伴う
・貧血症状
・冷や汗・めまい・頻脈・息苦しさを伴う
・痛みが強くなる
・お腹を押す、または押して離した際に強く痛む
・動くと痛みが響く
・24時間以上腹痛が続いている

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか？

 

 

 

日常的に腹痛は起こるものですが、
いつもの腹痛だと思っていたら
大きな病気だったということもありますので、
いつもと違うと感じたら
我慢せずに病院に行きましょう。

 

 

 

もし、下痢を伴う腹痛であれば、
感染性の可能性もありますので、
慌てて下痢止めは飲まずに
様子を見て飲む必要がありそうか
落ち着いて判断してみてくださいね！

 

 

 

 

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