子供って免疫力が大人とは違うので
風邪をひくとことが多いと思います。

子供が熱を出したら心配になりますよね…。

 

 

 

熱を出した時に時に怖いのが
熱性けいれんです。

 

 

 

我が家の娘も２歳の時に
高熱から熱性けいれんを起こしました。

 

 

 

その時は親もパニックに。

 

 

 

今回は、もし子供が熱性けいれんを起こした時に
私のように焦らず対応できるよう
症状や対処法をまとめてみましたので
ぜひ参考にしてみてください！

 

 

 

　　

 

子供の熱性けいれんとは

 

 

熱性けいれんとは、６カ月～５歳ころの子どもが
急な発熱のせいで意識がなくなり、
けいれんを起こすことです。

 

 

 

乳幼児の脳神経系が未熟なことが要因で、
急な体温上昇に脳内のコントロール機能が
追いつかなくなった状態時に起こりやすいです。

 

 

 

大半の場合は一時的なもので、
しばらくすれば元に戻ります。

 

 

 

両親のどちらかが熱性けいれんを経験していると、
２～３倍の割合で起こる可能性が
高くなるといわれています。

 

 

 

 

 

 

タイプが２通りに分けられ、
単純型熱性けいれんと
複雑型熱性けいれんがあります。

 

 

 

 

単純型熱性けいれん

・発熱後24時間以内に起こる
・全身性のけいれん
・数分で収まる
・繰り返さない

 

 

 

 

複雑型熱性けいれん

・けいれんの持続時間が15分以上
・けいれんが体の半分や一部に起こる
・一度の発熱で繰り返しけいれんが起こる
・発熱後24時間以降にも起こる

 

 

これらのうち１つでもあてはまると
複雑型の可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の熱性けいれんの症状

 

 

けいれんといっても
実際に見てみないとわからないと思いますが
もし起こった時の参考になるように
症状を知っておくと安心です。

 

 

　

 

けいれんのパターン

 

けいれんには３つのパターンがあります。

 

 

 

１.強直性けいれん
急に手足をかたくして突っ張る

 

 

２.間代性けいれん
手足をぴくぴくさせる

 

 

３.強直・間代性けいれん
初めはかたく次第にぴくぴくする

 

 

この３つの他にも
手足に力は入らずダラーとして
意識だけがなくなることもあります。

 

 

 

 

症状

 

けいれんを起こしている時の症状として
このようなものがあります。

 

 

 

・目は見開いて虚空を見つめ焦点が合わない

・焦点が左右に偏っていたりする

・呼吸は不十分なため

　全身の色が悪くなりチアノーゼを起こす

・嘔吐・失禁を伴ったりすることもある

 

 

 

 

けいれんは通常２～３分で収まり、
収まった後にはボーとする時期がありますが
意識は元に戻ってきます。

 

 

 

しかし、まれにけいれんが20～30分と
長く続くこともあります。

 

 

 

これは、けいれん重積症の可能性がありますので
すぐに病院に行くことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の熱性けいれんの対処法

 

突然わが子がけいれんをし始めたら、
ママやパパはパニックになってしまうものです。

 

 

 

 

対処法を知ってパミックになっていても
正しい対処ができるようにしておきましょう。

 

 

 

 

 

対処

 

・けいれんが始まった時間をすぐに確認
・衣類やオムツをゆるめる
・嘔吐や誤飲を防ぐために、やや横向きに寝かせる

 

 

※嘔吐した際に誤飲の原因になりますので
舌を噛まないようにと口に中に
タオルなどを入れることは
絶対にしないようにしましょう！！

 

 

 

 

 

観察しておくこと

 

・けいれんが左右対称か確認
・体の半分だけが震えていないか
・眼球が上転しているのか
・眼球が一定の方向を向いたままの偏視があるのか
・唇や顔は青ざめていないか、
・吐いていないか

 

 

２～３分のけいれんが終わった後に
しばらく様子を見てけいれんの再発がなく、
意識も回復しているのであれば、
救急車を呼ぶ必要はありません。

 

 

 

心配ですが、
落ち着いて病院へ向かいましょう。

 

 

 

当日の診療が終わっている時間帯ならば、
翌日の午前中に受診しましょう。

 

 

 

 

 

 

救急車を呼ぶ目安

 

５分以上けいれんが止まらない場合は、
けいれん重積の可能性や
髄膜炎にかかっている可能性が出てきますので、
救急車を呼びます。

 

 

一旦止まったけいれんが繰り返すときや、
意識がもうろうとしている場合、
顔色や唇の紫色状態（チアノーゼ）が引かない場合も、
熱性けいれん以外の要因が考えられますので、
救急車を呼びましょう。

 

 

 

ただし、我が家が体験した際に病院の先生には
親では対応できないことが救急隊にはできるので
症状が軽い重いに関わらず不安であれば
救急車を呼んでも構わないと言われました。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

初めて熱性けいれんを見た時には
子供がどうなってしまうのかと
かなり心配になることかと思います。

 

 

 

私も知識がないところに
初めて出くわしましたから、
それはそれは焦りました。

 

 

 

知識がある今はいざ起こると
不安にはなるかと思いますが、
しなければいけないことが頭の隅にはありますので
以前とは違う対応ができるかと思います。

 

 

 

焦らずに何分間続いたのか、
どんなけいれんなのかを観察しメモもするようにすると
原因究明に役立ちます。

 

 

 

小学校に入学するころにはなくなることが多い
熱性けいれんは経過が良い病気です。

 

 

 

恐れずにできるだけ落ち着いて
子供のために対応できるように備えておきましょう☆

 

 

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