ジメジメとした梅雨の季節が来ると思うと
憂鬱な気分になりますよね。

梅雨は災害の発生や農作物の生育などを左右するため、
詳しく知っておきたいことの1つです。

今回は、梅雨についてご紹介したいと思います。

梅雨の期間や特徴など知っておきましょう☆

梅雨とは？

梅雨とは、５月～７月にかけて
曇りや雨が多くなる季節的な雨のことをいい、
中国の長江沿岸あたりから北海道を除く日本までの
広い範囲で見られる気象現象です。

日本では6月が梅雨の時期というイメージが強いかと思います。

梅雨は、中国から日本へ
伝わってきた言葉だと言われています。

日本では、江戸時代頃から
梅雨（つゆ）といわれていてました。

雨が降って枝先や葉っぱについた「露（つゆ）」を
連想したことがきっかけと伝えられていたり、
雨が降ることで熟していた梅の実が
落ちて潰れるため「潰ゆ（ついゆ）」と言われるうちに
「つゆ」という呼び名に変化したなど
梅雨と言われるようになった理由は
いくつかあるようです。

梅雨の期間はどのくらい？

梅雨の始まりは梅雨入り、
梅雨の終わりは梅雨明けと呼ばれます。

梅雨の時期は、年によりその期間が異なり、
入梅、梅雨明けの日付も一定していません。

梅雨前線帯は通常、
５月ごろ台湾と硫黄島を結ぶ緯度帯に現れ、
徐々に沿海州方面まで北上します。

そのため、梅雨は南ほど早く始まり、早く明けます。

気象庁は過去30年間の平均日を計算したデータをもとに、
今年の梅雨入り時期の速報値を発表しています。

地域によって若干のばらつきはありますが、
梅雨の期間の平均はだいたい45日程度。

梅雨入りしたら梅雨明けまで
1か月半程度と考えておくとよさそうです。

梅雨の特徴

梅雨にはタイプあります。

・陽性梅雨…スカッと晴れたと思えば雨がザーザー降る
・陰性梅雨…いつも曇りがちで
　　　　　　シトシト雨が降ったりやんだりする
・空梅雨　…雨がほとんど降らない
・雷梅雨　…雷を伴う雨が多い　

など 、年によって梅雨のタイプが代わります。

梅雨前線は梅雨の間は本州の南で
東西に延びて停滞することが多くなりますが、
南に下がって本州から離れたり、
日本海側まで北上したり南北に移動します。

これは南海上の太平洋高気圧の勢力が
強まったり弱まったりすることに関係し、
太平洋高気圧の勢力が弱まると南に離れ、
再び勢力が強まると日本海側まで北上します。

また、一時的に梅雨前線が消滅する場合もあります。

気圧の変化のせいで、
暖かく湿った「太平洋高気圧」（小笠原気団）と
冷たく湿った「オホーツク海高気圧」が日本へ流れ込み、
気温が暑くなったり寒くなったりと
変動しやすい時期ですので、
体調を崩さないように注意しなければいけません。

季節が進むにつれて、太平洋高気圧がだんだん発達し、
前線を押し上げれば梅雨明けを迎え、
太平洋高気圧に覆われると、夏の始まりです。

まとめ

梅雨の呼び方の由来は梅が関係していたり
日本だけではなくアジアでも梅雨があったりと
毎年訪れることなのによく知らないことも
あったかと思います。

梅雨が始まったら、
だいたい１か月半後には終わると思って
頑張って耐えましょう。

この機会におうち時間を
上手に使えるようになってもいいかもしれませんね♩

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