女生にとって、切っても切り離せない貧血。

 

 

 

生活の中で貧血の症状が出てくると
毎日が辛く、パフォーマンスも下がってしまったり
いいことなんてありませんよね…。

 

 

 

貧血になる原因はどんなことがあるのでしょうか？

 

 

 

貧血の症状は様々ですが、
みなさんご存じでしょうか？

 

 

 

今回は、気になる貧血について
診断基準も含めてご紹介していきます！

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄欠乏性貧血になる原因

 

 

 

鉄欠乏性貧血とは、
体内の鉄が不足すると起こる病気のことです。

 

 

 

 

鉄は、十二指腸と小腸の上部で吸収され、
ヘモグロビンの合成に必要な大切な成分です。

 

 

 

その鉄が、何らかの原因で
体に貯蔵してあるはずの鉄が失われ、
血液中の鉄が不足してしまうと
次第に貧血状態となり鉄欠乏性貧血を引き起こします。

 

 

 

 

鉄が不足する原因として、

 

・栄養の偏り
・妊娠や出産
・授乳期
・成長が著しい思春期で鉄分の必要量が増加
・消化性潰瘍やがん、痔などの慢性出血
・腸管からの鉄吸収阻害
・月経が異常に多い
・食後のコーヒーの過剰摂取
・薬や飲食の影響
・遺伝性の鉄欠乏症

 

 

などが挙げられます。

 

 

 

 

このように、鉄欠乏性貧血は
単に鉄分をあまり摂取していないから
発症するものではありません。

 

 

 

さまざまな原因でなってしまうものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄欠乏性貧血の症状

 

 

 

 

貧血といえば、、めまいがしたり
ふらふらする症状がよく言われていますが、
実は、低血圧が原因の症状であることが多いです。

 

 

 

 

貧血の症状としては、

 

・疲労感やだるさ
・頭痛
・めまい
・息切れ
・集中力や記憶力の低下
・動悸
・顔色が悪い
・息切れ
・爪が割れやすくなる
・スプーン爪
・唇の端や舌に炎症が起こる
・氷などを無性に食べたくなる異食症
・味覚障害
・低体温・冷え性
・不安感・抑うつ症状
・脱毛
・肌荒れ
・月経異常
・免疫力の低下

 

 

これらが現れやすいです。

 

 

 

 

どの症状も酸素が全身に十分に行き渡らないため、
酸素と栄養が不足することが原因で起こります。

 

 

 

 

はっきりとした理由が見当たらないにもかかわらず、
いらついたり不安感・倦怠感を感じるときは、
鉄欠乏性貧血の可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

鉄欠乏性貧血の診断基準

 

 

 

鉄欠乏性貧血は、症状から自己判断で決めることは
とても難しいです。

 

 

 

鉄欠乏性貧血と決めつけていると、
他の病気が原因の場合
発見が遅れてしまいますので
気になる方は放っておかずに
早めに病院やクリニックで診断してもらいましょう。

 

 

 

 

 

診断基準

 

 

鉄欠乏性貧血の診断は、血液検査で
血液中の赤血球や鉄の量を調べることで診断を行います。

 

 

 

血液検査でヘモグロビン濃度や
血液中に貯蔵されている鉄の量を測る指標である血清フェリチンなど、
鉄に関するさまざまな数値を計測し、

それぞれ項目の数値が基準値内かどうかで診断します。

 

 

 

 

診断基準とされているのは、

 

 

・問診
・身体所見
・血液検査

 

 

この３つです。

 

 

 

問診で、食事などの生活習慣、
既往歴、貧血を示唆する症状などを確認します。

 

 

 

身体所見で、
貧血の兆候（顔色、眼瞼結膜の色、爪、舌など）のチェックをして、
血液検査でヘモグロビン値を見ていきます。

 

 

 

日本人のヘモグロビン値

 

 

・男性　：　13.0 g/dl
・女性　：　12.0 g/dl

 

 

この値よりも低くなると貧血と診断されます。

 

 

 

 

 

また、ヘモグロビン値以外に
鉄欠乏鉄欠乏性貧血の診断で重要なのが、
血清フェリチン値です。

 

 

血清フェリチン値で、鉄の貯蔵タンパク質に
どれほど貯蔵されているかを診断できます。

 

 

 

・12ng/ml以下 ：　鉄が枯渇している状態
・12~25 ng/ml ：　鉄は枯渇していないが正常より減少している状態

 

 

とされています。

 

 

 

 

血清フェリチン値は、

もっとも鉄欠乏に反応すると言われています。

 

 

 

ヘモグロビン値が正常でも

血清フェリチン値が基準値内でなければ、
それは鉄欠乏鉄欠乏性貧血と言えますので
診断の際には血清フェリチン値にも注目するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

「ヘモグロビンが正常なら問題ない」と考えずに、
症状が出ているのであれば、
血清フェリチン値も調べてもらうなどして
きちんと検査をすることが大切です。

 

 

 

生活に大きな支障がないからと放っておくと、
さらに進行して慢性的なものになってしまいます。

 

 

 

そうなると改善は難しくなりますし、
他の病気が隠れている可能性もありますので
このくらいと放っておかずに検査を受けに行くようにしましょう。

 

 

 

女性にとっては月のものの影響で
貧血になりやすい状況であります。

 

 

 

貧血の症状が出たら、
無理せず過ごせるようにしていきたいものですね。

 

 

 

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