子どもは鼻血が出やすいと言われています。

 

 

 

しかし、あまりにも頻回に出たり
止まらないくらいで続けると
親としては心配になってくるものです。

 

 

 

うちの娘たちもとても鼻血が出やすい体質で
特に暑い季節になると
ほぼ毎日出ていると言ってもいいほどの頻度で
鼻血を出しています。

 

 

 

今回は、私のように
子どもの鼻血でお悩みの方の
参考になるような情報をまとめてみましたので、
ぜひご覧ください☆

 

 

 

 

 

子どもの鼻血の原因

 

 

 

子どもの鼻の粘膜は基本的に薄く、弱いため、
子どもは鼻血がでやすいと言われています。

 

 

 

 

鼻血の多くは、鼻の入口に近いところ
キーゼルバッハ部位と呼ばれる部分からの出血です。

 

 

 

鼻の粘膜が薄く、弱いと、
鼻をほじる、かむなどのちょっとした刺激でも
キーゼルバッハ部位や鼻の粘膜に
すぐ傷がつき、切れて鼻血が出てしまいます。

 

 

 

子どもの鼻血が出やすい時間帯は
無意識にムズムズする鼻を

こすってしまうため朝に多くあります。

 

 

 

 

また、よく鼻を触って
鼻血を出してしまう子に多い原因が
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎です。

 

 

 

副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎だと、
いつも鼻水がでたり、

鼻がかゆいなどの症状のせいで
鼻をよくほじったり、

こすったりしてしまうことが原因で
鼻血が出てしまっていることが多いです。

 

 

 

 

頻回に出る鼻血は心配になりますが、
そのほとんどが病気であることは少なく、
医学的には問題ないものばかりです。

 

 

 

 

栄養面からの原因では、
ビタミンＫ1が不足している可能性があります。

 

 

 

ビタミンＫ1が不足すると
出血時に血が止まりにくくなったり、
鼻血が出やすくなってしまいます。

 

 

 

緑黄色野菜の小松菜、ほうれん草や納豆などに
ビタミンＫ群が多く含まれていますので
意識して摂れるようにしましょう！

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの鼻血の対処法

 

 

 

鼻血が出た時の対処法

 

 

鼻血が出た時は、
楽な姿勢を取らせ、落ち着かせます。

 

 

 

そして、鼻の穴にティッシュを当てながら、
鼻の付け根を５～１０分程度強く抑えます。

 

 

 

体勢は、顔が下を向くようにしておきましょう。

 

 

これは、血を飲み込んで気分が悪くならないようにするためです。

 

 

 

首の後ろ、額や鼻の付け根を冷やすとさらに効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

鼻血が止まったら

 

 

鼻血が止まったら、
30分くらいは安静にします。

 

 

気持ち悪くて触ろうとするかもしれませんが、
鼻を触ったり、かんだりしないように注意しましょう。

 

 

 

レバー状の塊が出てくることがありますが、
これは、流れ出た血が固まったものです。

 

 

正常の血液の状態で心配はありません。

 

 

 

 

 

 

注意点

 

ティッシュなどを鼻に詰めると
静脈を傷つけてさらに鼻血が出てくる可能性がありますので
できれば詰めないようにします。

 

 

昔は鼻血が出た時に上を向くように言われていますたが、
血を飲み込んだら吐き気を催すことがあるので
飲み込まないように下を向く体勢にしましょう。

 

 

そして、首の後ろを叩いたり、
首をそらしたりせずに安静に落ち着かせることも大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの鼻血で病院に行く目安

 

 

 

 

 

鼻血は、５～10分で止まることが多いです。

 

 

 

だいたい、15分以内に
鼻血が止まっていれば受診の必要はありません。

 

 

 

しかし、 １５分以上鼻血が続いていたり、
嘔吐や、鼻血などがなく吐血している場合は
耳鼻科のある病院に受診するようにしましょう。

 

 

 

病院では出血部位を確認し、
血管を収縮させる薬をしみこませた

ガーゼや脱脂綿で止血します。

 

 

 

うちの娘たちも、夏になると耳鼻科の先生に
血管を収縮させる薬を塗るためにお世話になっています。

 

 

 

それでもうまくいかない場合は、
血管を電気的に凝固させます。

 

 

 

しかし、幼い子供に電気的なものを使うのは難しいようで
薬を塗って様子を見ることが多いと言われていました。

 

 

 

電気的に凝固させる処置は、
理解してじっと座っていられるようになる
小学生になってから使うことが多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたか？

 

 

 

子どもの小さな体から鼻血が大量に出てくると
とても心配になりますが、
ほとんどのものが病気的なものではないと思うと
少し冷静に対処できるのではないのでしょうか？

 

 

 

止血する際に大切なのは、
安静にさせることと、下を向かせることです。

 

 

 

誰かに聞いたからと
首の後ろをたたいたり、上を向かせることは
悪化を招いたりしますので、

しないように注意してくださいね。

 

 

 

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