よく聞くアレルギーですが
アレルギーになると
身体にどのような影響があるのでしょうか？

今回はアレルギーに対する
対処法や予防についてご紹介します！

アレルギーとは？

アレルギーとは、
免疫学的な機序によって
体に症状が引き起こされることを指します。

体には免疫という病気を引き起こす異物
（例えば、ウイルスや細菌など）から
体を守る仕組みがあります。

ある特定の異物（ダニやスギ花粉、食物など）に対して
免疫が過剰に反応して、
消化管から吸収されたアレルゲンが
血液とともに全身に運ばれるため
全身に様々な症状が出ることを
アレルギー反応といいます。

アレルギーを引き起こす成分（アレルゲン）が
体内に入ったアレルゲンを異物とみなして
排除しようとする免疫機能がはたらき、
IgE抗体という物質が作られます。

IgE抗体という物質が作られてから
再度アレルゲンが体内に入ると、
IgE抗体がくっつき、ヒスタミンなどの
化学伝達物質が放出され、
アレルギー症状を引き起こします。

IgE抗体が関与しないアレルギーは
金属アレルギーや接触皮膚炎などが代表的で
リンパ球という細胞が関与しています。

アレルギーの症状

もしアレルギーの症状が出てしまったら
どのように対処すればいいかをまとめました☆

皮膚症状

かゆみ、じんましん、むくみ、発赤、湿疹　など

呼吸器症状

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、息苦しさ、
ぜーぜー、ひゅーひゅー（ぜん鳴）など

粘膜症状

目の充血や腫れ、涙、かゆみなど、
口の中や唇、舌の違和感、腫れ　など

消化器症状

下痢、吐き気･嘔吐、血便　など

神経症状

頭痛、元気喪失、意識もうろう　など

全身症状

アナフィラキシー、アナフィラキシーショック　など

およそ90％に皮膚症状、
およそ30％に呼吸器症状や粘膜症状が認められます。

アレルギーの対処法

症状が軽度であれば、様子を見て
症状が続いたり進行するようなら
抗ヒスタミン薬を飲みましょう。

身体に出る症状が進行して
我慢するとが辛くなって来たら
中等症になっている可能性があります。

病院に受診して
治療する必要があります。

気管が腫れて呼吸困難になるなど
生命に危険があるような症状は
アナフィラキシーです。

重症ですのですぐに救急車を呼んで
緊急に病院受診しましょう！

アナフィラキシー歴がある人は
エピペン（治療薬）を携帯して
すぐ打てるようにします。

アナフィラキシーは進行性であり、
初期の軽い症状から急速に悪化することがあります。

症状が出てるなと思ったら
慎重に観察しておくことが必要です。

まとめ

アレルギーと言えば身近なもので
症状が出ても軽度であれば
放っておくこともあるかと思います。

しかし、症状が進行することもありますので
体調などしっかりとチェックして
必要そうであれば病院に行くようにしましょう。

その時の体調によって
症状の出方にもばらつきがありますので
受診しておくと症状がいつもより強くても
お薬などで対処できて安心ですよ☆

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