子供にとってすぐ転んだり
どこかにぶつけたりというアクシデントは
日常は茶飯事ですよね…。

 

 

 

どのケガも怖いけど
頭を打ってたんこぶを作ってしまった時には
ドキッとしませんか？

 

 

 

 

 

頭のケガは大丈夫なのか
心配で怖くなるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、子供のたんこぶの
原因や対処法、
何科に連れて行くといいかを
ご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

子供のたんこぶの原因

 

 

たんこぶには、硬いたんこぶと
ブヨブヨしたたんこぶがあります。

 

 

 

硬いたんこぶ

 

医学用語では皮下血腫といいます。

 

 

打ったところに赤いポツポツができたり、
その場所が硬く腫れている状態です。

 

 

皮下組織の中の血管が切れて
出血が増えて塊になるとたんこぶになります。

 

 

 

 

 

 

ブヨブヨしたたんこぶ

 

帽状腱膜下血腫と呼ばれています。

 

 

頭蓋骨のうえを覆っている薄い膜の隙間に
血が溜まっている状態のことです。

 

 

血が固まらずに溜まると
ぶよぶよとしたたんこぶになります。

 

 

 

 

おしりのように体のやわらかいところでは、
あまり外にふくらんでこないですが、
すぐ下にかたい骨がある頭などは
血のかたまりが内側へ広がることができないために、
外側にふくらんでしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

子供のたんこぶの対処法

 

 

たんこぶができてしまった時の対処法として
大切なことはすぐに冷やすことです。

 

 

 

冷やす時間は、20〜30分程度を目安にしてください。

 

 

 

それ以上の時間冷やしても腫れは引きませんので
20〜30分を参考にしてみてください。

 

 

 

冷やし方は、
保冷剤をガーゼやタオルなどに巻いたものなどを
たんこぶにあてます。

 

 

直接保冷剤を当ててしまうと
冷え過ぎてしまうので注意してください。

 

 

子供にとっても冷たすぎて
不快になって長く冷やせなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

出血や傷を拡大させるので

 

・頭をゆする
・頭を打ってすぐに無理やり立たせる
・たんこぶを温める

 

という行為は避けてください。

 

 

 

状態を悪化させたり、
たんこぶ周辺の血流が良くなって
余計に腫れる原因になってしまいます。

 

 

 

 

冷やした後は、子どもの様子を観察して、
元気でしっかり意識もある場合は、
様子をみてください。

 

 

 

頭を打った当日は、
長い入浴や体を温める行為は避けましょう。

 

 

 

元気がなくなってきたり
嘔吐したり意識がないなど
具合が悪そうであれば、医療機関を受診します。

 

 

 

 

 

 

 

子供のたんこぶは何科に連れて行く？

 

 

 

子どもが頭を打ったら
基本的には小児科へいきましょう。

 

 

 

ただし、症状によっては小児科よりも
脳神経外科で行く方がいい時もあります。

 

 

 

意識が無い、嘔吐、痙攣、頭部外傷が大きい、
出血量が多いなどがある場合は
脳神経外科へ受診するようにしましょう。

 

 

 

CTが必要な時には脳神経外科でないと
対応できないことがあります。

 

 

 

たんこぶができている場合は、
脳にも衝撃や傷などの影響があることもあります。

 

 

 

※子どもの様子がいつもと違う
なにかおかしいという時にも
すぐに病院へ行くようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

ただのたんこぶだと思っていても
素人には確認できないこともたくさんあります。

 

 

 

子供の様子を見て、

 

・意識もある軽い打撲の場合は小児科
・嘔吐や痙攣、意識障害などがある場合は、脳神経外科

 

と、症状によって受診する科をかえましょう。

 

 

 

救急車を呼ぶ必要があるような時もありますので
分からない時には、
電話で確認する機関がありますので
慌てず電話して聞いてみましょう。

 

 

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