仕事や子育てで毎日忙しく、
最近疲れが取れないと感じている方は、
脳の疲労も影響しているかもしれません。

 

 

 

さまざまな疲労感は体だけでなく脳が原因との研究もあり
心身にさまざまな不調をきたすこともあります。

 

 

 

ここでは脳をしっかり休められるように
疲労の原因や気になる症状、改善方法をご紹介します！

　　

 

 

 

脳疲労が起こる原因

 

 

 

少し前まで、人はぼんやりしている時、
脳の活動も活発でないと思われていましたが、
実際には脳内のネットワークが活性化され、
脳の消費エネルギーのかなりの部分を使っていることが
最近分かりました。

 

 

 

何もしていないのに疲れを感じる人は、
ぼんやりしているつもりでも、
脳内のネットワークは活発に活動している可能性があり、
これが休む暇なく働き続けて
脳疲労の状態になると考えられています。

 

 

 

脳は、安静時のエネルギー消費量は
体全体の消費量の約20%も占めている、
エネルギーをたくさん使う臓器です。

 

 

 

各臓器の働きや身体姿勢を維持するために常に活動しており、
また、様々な神経活動のためにアイドリング状態であり、
そこに大きなエネルギー消費をしているのです。

 

 

 

 

悩みや不安による精神的なストレスや、
過労や肉体疲労による身体的なストレスが増すと、
自律神経中枢の負荷が大きくなることから、
脳が発熱し、疲れやすくなります。

 

 

 

また、スマートフォンやパソコンなどの

デジタルデバイスの影響も
脳疲労の原因の一つに考えられます。

 

 

 

スマートフォンやパソコンなどから受け取った
脳に入ってきた情報量が多いと処理しきれず、
脳疲労と呼ばれる状態になってしまうのです。

 

 

 

スマートフォンの使い過ぎによって脳が疲労することは、
近年、スマホ脳とも呼ばれ問題提起の一つとなっています。

 

 

 

例えば、スマートフォンを使って長時間にわたって
膨大な情報に触れたり、
アプリの通知によって集中が阻害されたりすると、
脳に疲労がたまるとされています。

 

 

 

その他の原因として、

 

・睡眠不足
・精神的ストレス
・マルチタスクのよる脳のインプットの過剰
・情報過多やマルチタスクによってになることで
・大脳皮質に疲労からの自律神経のバランスが乱れ
・急激な温度変化がある環境

 

 

脳の負担が大きくなり
脳はより大きなエネルギーを消費していくと
脳疲労へと繋がっていきます。

 

 

 

 

脳疲労がある時の症状

 

 

脳疲労時に感じやすい症状は、

 

・記憶力の低下
・実行に移すまでに時間がかかるようになった
・ぼーっとする時間が増えた
・眼精疲労
・朝までぐっすり眠れない
・朝起きるのが辛い
・食事を楽しめない、美味しいと感じない
・便秘がち

 

 

もし以下のようなことをよく言っていたら
脳疲労である可能性が高いです。

 

 

 

・仕事中にミスが生まれやすくなった
・休んだのに疲れがとれない
・やる気が出ない
・物事に集中できない
・イライラしやすい

 

 

脳疲労が続くと、脳に大量に入ってきた情報を、
脳が処理しきれず、集中力が続かなかったりしてきます。

 

 

 

さらに自律神経の乱れやうつなど、
身体に影響を与える可能性もあるのです。

 

 

 

 

 

 

脳疲労の改善方法

 

 

脳疲労を改善できる方法を
いくつかまとめてみましたので
ぜひ参考にしてみてください☆

 

 

リラックスする時間を増やす

 

みどりの香り(自然界でいう緑の葉っぱの香り)の
アロマなどを活用したり、音楽を聴いたりして
リラックスする時間を積極的に作りましょう。

 

 

マッサージをすると体を弛緩させ、
さらにリラックスできるようになります。

 

 

自然のある場所へ散歩をするのも
気分転換になっておすすめです。

 

 

脳の疲労を回復させるために大切なのは
ストレスをためないことです。

 

 

 

 

スケジュールを整理する

 

マルチタスクが多いと、
脳の負荷も大きくなってしまいます。

 

 

タイマーやリマインダーを活用して管理し、
なるべく脳を酷使しないように意識しましょう。

 

 

 

 

 

睡眠を十分に取る

 

 

質の高い十分な睡眠を取ることは、
副交感神経の活性化を助けることから
脳疲労の回復のためには非常に重要です。

 

 

副交感神経が優位になると、
心身が休息モードに切り替わり
身体や脳の疲労が回復されやすくなるのです。

 

 

6～7時間程度の睡眠と
睡眠の質の両方を確保することが大切ですが、
もし夜の睡眠時間が足りていない場合は、
昼間に30分以内の昼寝をするのがおすすめです。

 

 

 

 

デジタル機器の利用を控える

 

 

スマートフォンなどの光は、

睡眠や覚醒のリズムを調整するメラトニンという

ホルモンの分泌を抑制してしまいます。

 

 

ブルーライトは交感神経も刺激してしまうため、
質のよい睡眠を促して脳を休めるためにも
眠る前にスマートフォンやパソコンを使うのは控えましょう。

 

 

また、何気なくSNSをチェックして

多くの情報に触れることも
脳がパンク状態になるから

脳を疲れさせる大きな原因になります。

 

 

一日のうちで使用時間を決めて
脳がボンヤリできる時間を作って
スマートフォンやパソコンはなるべく遠ざけましょう。

 

 

 

 

脳の疲労回復に役立つ食べ物を食べる

 

睡眠中は、長時間にわたって栄養が補給できない状態になるため、
体温調節や呼吸など、脳に十分な栄養素を送るためにも、
必要な栄養はしっかり摂ることが大切です。

 

 

・DHA・EPAが豊富な魚（イワシ・サバ・サンマ・サケ）
・アマニ油
・シソ油
・ナッツ
・緑黄色野菜
・果物
・豆類
・卵
・鶏肉

 

これらを積極的に摂ることをおすすめします。

 

 

 

バランスのよい食事には、
脳疲労を回復させる効果があります。

 

 

 

脳の構成成分の大半が脂質のため
脳疲労の回復には、良質な脂質の摂取が有効です。

 

 

 

特にビタミン・ミネラルは、
脳を酸化から守る働きがありますので
野菜や果物も多めに摂取しましょう。

 

 

 

一般的に甘いものは消化されてブドウ糖に変化し、
脳のエネルギー源になります。

 

 

 

就寝前や休憩する前に甘いものを食べると、
脳が活性化され寝つきが悪くなることもありますので
食べるタイミングや食べ方には注意しましょう。

 

 

 

 

マインドフルネス

 

脳の疲労を回復するために、
いま起きている出来事に着目する心の状態にする
マインドフルネスを活用するのもよいでしょう。

 

 

マインドフルネスの時間を取ることが難しい場合は、
代わりにやり慣れた単純作業に切り替え
無意識にぼーっとできるようになります。

 

 

何も考えないことに集中することで、脳に空白を作り、
脳疲労を避けやすくしていきましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか？

 

 

 

脳疲労を攻略できれば
毎日の体調不良を改善していける
きっかけにも繋がっていきます。

 

 

 

身体が疲れているなと感じたら
脳の疲労も視野に入れてケアしていきましょう♪

 

 

 

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